(ブルームバーグ): 債券市場では超長期債が大幅安。超長期債利回りは軒並み1年4カ月ぶりの高水準をつけた。利付国債の大幅増発が始まる中、日本銀行が前日に発表した7月のオペ月間予定で超長期債の買い入れを増額する方針が示されなかったことから需給悪化への警戒感が強まった。

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

今月から超長期債も含めて増発になるが、日銀のオペ予定を見る限り、無理にイールドカーブのベアスティープ(傾斜)化を止めようという意図は感じられなかったオペ期待が剥がれたところに増発が本格化するため、超長期ゾーンの調整は少し続きそうだという印象国内金融機関は昨年秋から超長期債を買い続けており、ポジション整理に伴う売りが断続的に出やすく、もう少しベアスティープ化が進んでもおかしくない

日銀オペ

対象は残存期間1年以下と3年超5年以下買い入れ額は1年以下が1000億円、3−5年が3500億円と、それぞれ前回の800億円、3200億円から増額応札倍率は1年以下、3ー5年ともに前回から上昇SBI証の道家氏3−5年はオペ予定で買い入れレンジの下限が据え置かれて上限だけが引き上げられ、中央値はそんなに上がっていない発行に対する日銀買い入れのカバー率は事前のイメージとだいぶ違う備考:過去の日銀オペの結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

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