(ブルームバーグ): 映画館運営を手掛けるカナダのシネプレックス株が6月30日に終値ベースで上場来安値を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け世界的に映画館が閉鎖される事態となる中、1億7300万カナダ・ドル(約140億円)の評価損計上を明らかにした。

  シネプレックス株は一時23%急落し、19%安の8.05カナダ・ドルで終了。同社は29日、1−3月(第1四半期)は1億7800万カナダ・ドルの赤字だったと発表し、新型コロナの影響からの回復に時間がかかるとの認識も示した。

  また、英シネワールド・グループによる買収計画が取りやめとなったことで生じた将来的な透明感に対処するため、銀行との間で金融面での契約の条件緩和で合意したことも発表した。

  同社は3月16日に全ての施設を一時休業とし、そのほとんどが依然として再開には至っていない。

CGX@CN 1Q Adj Ebitda C$46.5 Mln, -40% Y/y, Est. C$56.9 Mln(抜粋)

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