(ブルームバーグ): 韓国の6月の輸出は減少ペースが鈍化した。新型コロナウイルス感染拡大で導入されたロックダウン(都市封鎖)の解除を背景に、国外の需要低迷が最悪の状況から脱しつつある兆候が示された。

  産業通商資源省の1日の発表によると、輸出は前年同月比11%減少。4月と5月はそれぞれ20%を上回る落ち込みを示していた。ただ今年6月の営業日数は前年同月より多かったため、輸出の弱さが幾分隠された可能性はある。エコノミスト予想は9.1%減だった。

  韓国最大の輸出市場である中国向けは9.5%増加。一方、米国向けは8.3%減、欧州連合(EU)向けは17%減少した。

  品目別では自動車が33%、石油化学製品が12%、携帯電話などのワイヤレス製品が12%、それぞれ減少。半導体は前年同期比でほぼ変わらず。コンピューターは92%増加した。 

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