(ブルームバーグ): 香港の立法会(議会)選挙に向け民主派が実施した候補者絞り込みの予備選挙は、現地時間12日午後9時(日本時間同10時)時点で58万人を超える投票者数となった。新型コロナウイルスの感染対策や、新たに施行された香港国家安全維持法(国安法)にもかかわらず、住民は民主主義に基づく権利を行使した。

  予備選管理団体の関係者によれば、2日間の投票者数は当初目標の3倍を上回り、登録有権者の13%を超えた。結果は13日に明らかになる。

  予備選実施に関わった区諾軒氏は記者会見で、「立法会議員選にもっと民主派候補が出馬すべきだと世界に告げることで香港人が奇跡を起こした」と述べた。民主派側は予備選の投票者数を17万人以上と期待していた。立法会議員選は9月に行われる。

香港民主派の予備選、国家安全法に抵触の恐れ−香港政府幹部が警告

  香港政制・内地事務局の曽国衛局長は9日、予備選参加は国安法に抵触する恐れがあると警告した。

(3段落目以降を追加して更新します)

©2020 Bloomberg L.P.