(ブルームバーグ): ラスベガス・サンズやウィン・リゾーツなど世界のカジノ会社の株価が13日に急伸した。世界最大のギャンブルの中心地であるマカオから戻る旅行者への隔離要件を広東省が解除に同意したことから、 低迷するカジノ産業の復活の道が開かれた。

  カジノ運営で最大手のラスベガス・サンズは一時9.6%上昇。ウィンは同15%高。MGMリゾーツ・インターナショナルは同6.8%値上がりした。 メルコ・リゾーツ・アンド・エンターテインメントの米国預託証券(ADR)は同19%上昇した。

  サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、ビタリー・ウマンスキー氏はリポートで、広東省以外からの人々はマカオを訪れるのにまだ苦労するが、「全体的な傾向は正しい方向に進んでいる」と指摘。「旅行制限が緩和されるにつれ、マカオで累積需要がかなり急速に実現すると予想する」と述べた。

  13日に発表されたこの合意は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を食い止めるため広東省が3月下旬に導入した14日間の自主隔離規制を解除する内容。この規制により中国人のマカオ旅行は事実上停止し、バカラやルーレットのテーブルは人影まばらとなっていた。規制は現地時間15日午前6時に解除される。

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