(ブルームバーグ): ドイツ経済の回復に対する投資家の期待は7月に後退した。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)から立ち直りつつあるが、回復の道のりはまだ遠いことが示唆された。

  ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめたデータによると、7月の現状指数は前月から改善したものの、今後6カ月間の見通しを示す期待指数は低下した。

  ドイツでは輸出需要の低調が景気の勢いの重しとなっていることをデータが示したほか、新型コロナ感染第2波が回復の進展を簡単に頓挫させ得るとの警戒感が強まっている。

7月のドイツZEW調査:景況感指数(表)

  ZEWのバンバッハ所長は発表資料で、「ドイツ経済の見通しは総じて前月から変わっていない」として、「非常に低調な第2四半期の後、今年後半と来年初めには国内総生産(GDP)が緩やかに増加すると見込まれている」と解説した。

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