(ブルームバーグ): 米銀大手シティグループの4−6月(第2四半期)決算では、債券トレーディングの収入が68%増加し、最も楽観的なアナリスト予想を上回る好調となった。79億ドル(約8500億円)の貸倒引当金を計上したものの、着実な利益を上げた四半期となった。

  債券・通貨・コモディティーのトレーディング収入は56億ドルと、1−3月期の純利益を上回った。純利益は前年同期から73%減少したものの、コスト削減の奏功もあり13億ドルを確保した。

  マイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)は「クレジットコストが純利益を圧迫したが、全体的に強い業績となった」と決算発表資料の中でコメント。「新型コロナウイルス感染症(COVID19)がパンデミック(世界的な大流行)となった環境を、うまく乗り切っている」と自賛した。

  シティの株価は一時3%近く下落した。

  4−6月決算の主な項目は以下の通り:

1株当たり利益は50セントと、74%減少。アナリスト予想平均の49セントは上回った経費は1%減少し104億ドル株式トレーディング収入は2.5%減少し7億7000万ドル。アナリスト予想を下回った。アドバイザリー収入は2億2900万ドルと、1.3%減少したが、予想は上回った。キャピタルマーケット事業の収入も予想を上回り、15億ドル

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