(ブルームバーグ): 米自動車メーカーのフォード・モーターは4日、ジム・ファーリー最高執行責任者(COO)を10月1日付で最高経営責任者(CEO)に昇格させると発表した。ジム・ハケット現CEO(65)は、3年に及ぶ再建策が実を結ばず、退任を決めた。

  ファーリー氏(58)は3月にCOOに就任したばかりだった。フォードの株価はハケット氏の指揮下で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前から低迷。年初来では28%安となっている。

  先週発表した4−6月(第2四半期)決算では、スポーツタイプ多目的車(SUV)やトラックの需要が予想以上に持ちこたえたことが寄与し、営業赤字は同社予測の半分未満にとどまった。しかし予想を上回った業績は、自動運転技術のスタートアップ企業、アルゴAIへの投資に伴う帳簿上の利益計上が一部もたらした可能性もある。

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