(ブルームバーグ): 4日の欧州株は小幅安。朝方には一時上げていた場面もあった。企業決算が投資家の失望を誘い、ヘルスケアや食品・飲料などのディフェンシブ銘柄が売られた。

  ストックス欧州600指数は0.1%安。業種別ではヘルスケアの下げが目立った。ドイツの医薬品・化学複合企業バイエルは2.4%安。新型コロナウイルスの影響を受け、業績見通しを引き下げたことが嫌気された。

  コムディレクト銀行のストラテジスト、アンドレアス・リプコウ氏は、「株式相場の明らかなトレンドを一段と見つけにくくなっている」と述べ、「材料となる話題の変動やそれに伴うリバランスが単純に大き過ぎる」と指摘した。

  欧州債市場は薄商いだったが、償還期限の長い周辺国債を中心に、ユーロ圏国債が上昇した。英国債も上昇。10年債利回りは過去最低をつけた。

  イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して150bp。

  ドイツ債は米国債に連れて上昇。中核国債のパフォーマンスは総じて準中核国債を下回った。

  英国債の利回り曲線はブルフラット化。償還期限の短い国債はほぼ変わらず。イングランド銀行(英中央銀行)は6日に金融政策委員会(MPC)の政策判断を発表する。

  ドイツ10年債利回りは3bp下げてマイナス0.55%。フランス10年債利回りは3bp低下してマイナス0.24%。イタリア10年債利回りは6bp下げて0.95%

Spain’s 30-Year Yield Falls Most Since May; End-of-Day Curves(抜粋)

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