(ブルームバーグ): アダム・センダー氏のヘッジファンド、センダー・カンパニー・アンド・パートナーズは今年、プラス30%の成績を上げている。同氏のインスピレーションの源は、個人投資家向けのトレーディングプラットフォーム、ロビンフッドだ。

  同氏はこのプラットフォーム上で人気の高いハーツ・グローバル・ホールディングスや蔚来汽車(ニオ)、テスラ株に投資して好成績を上げた。

  ロビンフッドで取引する個人投資家らは、経験や企業に関する洞察力は専門家に及ばないが投機への熱意がある。新型コロナウイルス流行に伴う外出自粛で娯楽が少なくなった個人はロビンフッドを活用している。

  センダー氏(51)はインタビューで、こうしたデイトレーダーらが「1990年代のような環境を作り出してくれた」と語った。同氏はS&P500種株価指数とナスダック100種の先物および大型のテクノロジー株投資でも利益を出している。

  2016年設立のセンダーは、新型コロナウイルスによるボラティリティーの高まりを生かしている少数のファンドの1つ。業界全体の成績の指標であるHFRXグローバル・ヘッジファンド指数7月末まででほぼ横ばいとなっている。

  センダーが多く保有するテクノロジー銘柄はアップルやマイクロソフト、エヌビディア、ペイパル・ホールディングス、アマゾン・ドット・コムなど。いずれも1−7月に値上がりし、ペイパルとエヌビディアは80%を超える上昇となっている。

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