(ブルームバーグ): リチャード・ブランソン氏率いる英ヴァージンアトランティック航空は4日、 米連邦破産法15条の適用をニューヨーク州南部地区の連邦破産裁判所に申請した。英国で再建手続きを進める同社はロンドンの裁判所に対し、救済計画が承認されなければ、9月中に資金が底を突くことになると説明していた。

  破産法15条の下では、外国企業は自国で再建を進める間、米国の資産を債権者から守ることができる。

  同社は7月に発表された12億ポンド(現在の為替レートで約1660億円)規模の救済パッケージを確定させることを目指しており、過半数のステークホルダーの支持を得て手続きを進めているという。

  新型コロナウイルス感染を防ぐため旅行者が航空便の利用を避ける状況の中で、航空会社は圧迫されている。裁判所への書類によると、ヴァージンの年初来の予約は前年比で89%減少。年後半の需要は前年水準の25%程度にとどまっている。

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