(ブルームバーグ): 6日の米株式相場は続伸。米国の追加経済対策案が合意に向かうとの楽観が相場を押し上げた。米国債は小幅高。

  S&P500種株価指数は5営業日続伸。アップルが過去最高値を更新して相場上昇をけん引し、MSCIオールカントリー・ワールド指数が年初来ほぼ変わらずの水準に回復するのを後押しした。午後には米景気対策の合意に向けた作業が続くとの議会関係者発言や、大統領令で一部措置を講じる可能性があるとのトランプ氏の発言が好感され、株式相場は一段高となった。

  S&P500種は前日比0.6%高の3349.16。ダウ工業株30種平均は185.46ドル(0.7%)高の27386.98ドル。ナスダック総合指数は1%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.53%。

  エセックス・ファイナンシャル・サービシズのチャック・クメロ最高経営責任者(CEO)は、「この難局を乗り越える場面で、人々に支援の架け橋を提供し続けるために可能な措置は、それが何であっても非常に重要になる」と指摘。「米国の消費者は経済の3分の2をけん引しているのだから」と語った。

  外国為替市場では、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数が3日続落。先週の米新規失業保険申請件数が市場の予想以上に減少し、ドルを圧迫した。投資家は難航が続く経済対策協議を意識しつつ、7日発表の米雇用統計にも目を向けている。

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。ドルは対円では0.1%下げて1ドル=105円55銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.1877ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は5日ぶりに反落。追加経済対策の行方を巡る不透明感からもみ合いになった後、軟化して終えた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は24セント(0.6%)安の1バレル=41.95ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は8セント安の45.09ドル。

  ニューヨーク金先物相場は5日続伸。連日で最高値を更新した。包括的経済対策案で合意に至るとの期待から買いが膨らんだ。金地金に裏付けられた上場投資信託(ETF)への資金流入がここ約1年での最長局面に並んだことも支援材料。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1%高の1オンス=2069.40で終えた。

Treasuries Post Small Gains, End Off Highs as Stocks Advance(抜粋)

Dollar Slips Amid U.S. Stimulus Talk, Jobs Data Due: Inside G-10(抜粋)

Oil Wavers With Demand Woes Offsetting Supply Signals (Correct)(抜粋)

Gold Surges to Fresh Record Above $2,000 on Stimulus Prospects(抜粋)

(第4段落に市場関係者のコメントを追加、相場を更新します)

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