(ブルームバーグ): フィリピンでは今年10月にロシア製ワクチンの臨床試験を開始する見通しだ。薬事規制当局は来年4月までにロシア製ワクチンを承認する可能性が高く、ドゥテルテ大統領は、来年5月までにロシア製の新型コロナウイルスワクチンの接種を見込んでいる。

フィリピン、ロシア製新型コロナワクチンの臨床試験を10月に開始へ

  中国では、新型コロナウイルス感染症(COVID19)から数カ月前に回復した患者2人が再び検査で陽性となり、ウイルスが人の体内にとどまり再活性化する可能性が示唆された。

  ドイツの13日朝方まで24時間の新規感染例は3カ月余りで最多となり、3日連続で1000人を超えた。ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、新規感染者数は1319人で、5月1日以来最も多かった。

  インドの死者数は合計4万7033人に達し、英国を抜いて米国、ブラジル、メキシコに次ぐ世界4番目となった。インドは過去数日で閣僚の間にも感染が広がり、モディ首相の盟友であるシャー内相ら5人の感染が確認された。

  ジョンズ・ホプキンス大とブルームバーグ・ニュースの集計データによると、世界の感染者数は2060万人を超え、死者は74万9000人を上回った。

  トランプ米大統領は学校で対面学習を再開するよう圧力を強めている。ホワイトハウスで12日に対面学習を促すイベントを開いた大統領は、新型コロナウイルスの感染予防策のため授業日程を対面学習とリモート学習に配分する方針を示した一部の学区の計画を「少しばかげている」と批判した。

  米ボストン連銀のローゼングレン総裁は12日、欧州とは異なり、米国が新型コロナ感染症の感染拡大を十分抑制する前に経済活動再開を推し進めたため第2波を招き、景気回復が損なわれていると指摘した。ダラス連銀のカプラン総裁も同様の見解を示した。

  ニュージーランドでは13日、新たに13人の感染が確認された。

  アルゼンチンのフェルナンデス大統領は12日、バイオ企業mAbxienceおよび英アストラゼネカとの協議後に、同国とメキシコが新型コロナワクチンの有効成分1億5000万回分を製造する可能性があると述べた。製造は必要な治験を終了した後になるとした。

  ロシアは世界で初めて承認したCOVID19ワクチンの大規模接種を第3相試験の終了を待たずに今月中に開始する計画を発表した。ムラシコ保健相は12日の記者会見で、ロシアが開発しているワクチンの「競争上の優位性を感じ取っている西側諸国は、わが国の観点では全く正当化されない意見を表明しようとしている」とコメント。 「このワクチンはすでによく知られ、研究されているプラットフォームだ」と述べた。

ロシア、2週間以内に新型コロナワクチン製造開始−タス通信

  フランスのベラン保健相は12日、同国が第3相試験を通過していない新型コロナワクチンを国民に提供することはないとの見解を示した。

  アジアでは香港で最近の感染拡大が抑制された兆候がみられている。

  全米のコロナ感染件数は12日午後時点で前日比で1.1%増え、517万件。増加率は過去1週間の平均と一致した。ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データで明らかになった。

  米テキサス州のCOVID19による入院者は6週ぶりの少なさとなった。カリフォルニア州のニューソム知事は記者会見で、「現在の感染拡大は峠を越しつつある」との見解を示した。

  ニュージャージー州のマーフィー知事は公立学校に対し、9月からの新学期の授業を100%遠隔で実施する選択肢を与えると、CBSニュースが報じた。同州最大の教員組合は11日、教室で授業を行うのは「まだ安全でない」との見解を示した。

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