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米財務省が12日発表した7月の財政赤字は630億ドル(約6兆7300億円)と、前年同月の1197億ドルから赤字幅が大きく縮小した。新型コロナウイルス対策の支出が落ち着く一方、期限が4月から7月に延長された連邦税の納付で歳入が2倍余り増加したことが背景。

  ブルームバーグがまとめた7月財政収支のエコノミスト予想(中央値)は900億ドルの赤字だった。6月の財政赤字は単月で過去最大の8641億ドルに膨らんでいた。

  7月の歳入は前年同月比124%増加。歳出は失業給付金の上乗せや中小企業支援などの新型コロナ対策を要因に、約69%増加した。

  7月に縮小したとはいえ、2020会計年度(19年10月−20年9月)の10カ月間の累積赤字額は2兆8000億ドルと、前年度の同じ時期の1兆9000億ドルを大きく上回っている。

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