(ブルームバーグ): インドは第5世代(5G)移動通信網の導入計画から、中国の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)を排除する方針だ。国境付近での衝突で死者が出るなど、両国の関係は大きく冷え込んでいる。

  インドは7月23日に投資規制を改正。陸の国境を接する国の企業を対象に、国家安全保障上の懸念を理由に入札での参入を制限すると定めた。匿名を条件に語った複数の関係者によれば、インドは今回この新規制を適用する。

  関係者らによれば、インドの電子・情報技術省は民間企業による5G試験運用での認可に向けた協議を再開する。バーティ・エアテルやリライアンス・ジオ・インフォコム、ボーダフォン・アイデアなどと協議が行われていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う全国的なロックダウン(都市封鎖)で遅れが生じていた。

  ファーウェイとZTEの排除決定は、首相府の承認を受けた後、1−2週間で発表される見通しだという。

  電子・情報技術省の報道官ならびに首相府からは、コメントを得られていない。

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