(ブルームバーグ): 8月第3週(17日−21日)の債券市場では利回り曲線にスティープ(傾斜)化圧力が掛かりやすい展開が見込まれている。30年債などの入札を控え、、需給緩和が警戒されている。

市場参加者の見方

◎SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

投資家は金利が上昇したら買うというスタンスで切迫している状況ではない30年債や5年債の入札という供給イベントに対して警戒感もあるなかなかフラットニング(平たん化)しにくい入札スケジュールと投資家の姿勢になっており、依然としてスティープ化方向のリスクが高い長期金利の予想レンジは0.025%〜0.06%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

先行きの不透明感から投資家は上値追いには慎重で、利回りの大幅な低下は見込みづらい30年債と5年債の入札が続くことも相場の上値を抑える要因になるだろう特に5年債入札が注目されるが、投資家のしっかりした需要が確認されなければ、相場は不安定な動きが続くだろう長期金利の予想レンジは0.01%〜0.06%

国債入札予定

日銀オペ予定

主な材料

17日:4−6月期の国内総生産(GDP)19日:米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月28、29日開催分)21日:7月の全国消費者物価指数(CPI)

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