(ブルームバーグ): 1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」を運営し、米ナスダックに上場する中国のソーシャルメディア企業、新浪が株式の非公開化で合意した。曹国偉会長率いる企業が引き上げた買収条件を受け入れた。

  新浪は28日、1株当たり現金43.30ドルでの非公開化に合意したと発表。株式価値を25億9000万ドル(約2730億円)と評価する取引となり、25日終値に7.7%上乗せした。曹会長のニューウェーブホールディングスは7月に1株41ドルでの買収を提案していた。

  米上場による認知度と流動性をかつて求めていた中国企業は、自国市場への回帰意欲を強めている。最近では中国企業に対する米当局の締め付けが強化される中で、同国での上場を廃止したり、他市場に目を向けたりする中国テクノロジー企業が増えている。

米上場の中国企業、株式非公開化が加速−金額ベースで15年以来大きさ

  中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)は7月に検索エンジンを手掛ける米上場の捜狗に買収と非公開化を提案。クラシファイド広告サイト運営会社の58同城(58ドットコム)は約87億ドルと評価する取引でプライベートエクイティー(PE、未公開株)のコンソーシアムによる買収に合意した。

  新浪はドットコムブームの2000年にナスダックに上場していた。

©2020 Bloomberg L.P.