(ブルームバーグ): 22日の欧州株はほぼ変わらず。明るい決算内容や米景気対策法案を巡る楽観があったものの、新型コロナウイルスの感染再拡大に対する懸念が冷や水を浴びせた。

  ストックス欧州600指数は0.1%安。一時は1.2%安まで売り込まれていた。ペロシ米下院議長が景気対策法案を巡るトランプ政権との合意は「すぐそこに」あると述べると、取引終了直前の1時間に下げ幅を縮小した。この日は旅行や自動車、銀行銘柄が比較的堅調。一方、テクノロジー株は下落した。

  欧州債市場ではドイツ債が下落。ペロシ氏の発言を受けて安全資産への買いが巻き戻された。イタリア債は下落。同国財務省はシンジケート団を通じて30年債を80億ユーロ発行した。

  ドイツ債の利回り曲線はベアスティープ化。10年債利回りは3日連続で上昇した。

  イタリア債は下落、長期債が特に売られた。30年債の発行では、900億ユーロの需要を集めた。英国債の利回り曲線もベアスティープ化した。安全逃避の買いが巻き戻された。

  ドイツ10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇してマイナス0.57%。フランス10年債利回りは3bp上げてマイナス0.29%。イタリア10年債利回りは2bp上げて0.80%だった。

Bunds, Italian Bonds Decline: End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

  

  

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