(ブルームバーグ): 米連邦取引委員会(FTC)の当局者は、フェイスブックを反トラスト法(独占禁止法に相当)違反で提訴するか最終判断に近づいている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  同関係者によると、FTCのスタッフは訴訟を起こすことを支持しており、数週間以内に提訴される可能性がある。最終決定はFTCの5人の委員に委ねられている。委員らは22日に協議を行ったという。調査が機密事項であることを理由に関係者が匿名で語った。

  FTCは、フェイスブックが反トラスト法に違反したかどうかの調査を1年余り前から進めている。調査内容には、同社によるチャットアプリ「ワッツアップ」や写真共有アプリ「インスタグラム」の買収が、競争上の新たな脅威を排除することが目的だったかどうかも含まれる。

  マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は8月、調査の一環としてFTC当局者による聴取を受けていた。ニューヨーク州をはじめ複数州の司法長官も同社を調査している。

  FTCとニューヨーク州司法長官事務所の広報担当は共にコメントを控えた。FTC委員の協議は米紙ワシントン・ポストが先に伝えていた。

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