(ブルームバーグ): 中国人民銀行(中央銀行)国際局の朱雋局長は24日、人民元の国際化に向けた戦略を人民銀が再検討しており、一段の政策支援を計画していると述べた。包括的な検証を最近完了したという。

  上海で開かれた外灘(バンド)金融サミットで朱局長は、市場の役割を高めるため政府が政策支援でより積極的になれると発言。具体的には、人民銀が貿易や投資の一段の促進で2国間の為替スワップ協定を改善させたり、元の国際的な決済・支払いインフラを巡るさまざまな方法を調整しようと試みることを挙げた。

  朱局長は資本勘定の自由化を着実に進め、元の為替レートの柔軟性を向上、債券市場の流動性を改善させながら、当局は元の国際化を阻む障害を取り除くと述べた。元が世界の市場で占める割合は2%にすぎない。

  また、人民銀の易綱総裁は同日、元の為替相場形成メカニズム改革と国際化は、金融の開放と一緒に推進するべきだとの考えを示した。「元の国際化は市場主導であるべきだ」とし、「当局が主にやるべきことは国境をまたぐ元の利用に対する制限を減らし、自然に利用されるようにすることだ」と述べた。

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