(ブルームバーグ): ドイツ企業の間では景気回復に対する見方が悲観的になりつつある。ここ半年にわたり緩やかに改善していた景気が大きな後退に向かう転換点の可能性がある。

  Ifo経済研究所が発表した10月の企業景況感は6カ月ぶりに前月比で低下。ドイツでは新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新している。企業景況感指数は92.7と、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値の93を下回った。前月は93.2だった。期待指数も前月から低下した。

  Ifoのクレメンス・フュースト所長はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「今の懸念はまさに新型コロナ感染者数の増加だ」と述べ、「ドイツ経済の二番底はまだ想定していないが、そのリスクは確実に高まっている」と指摘した。

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