(ブルームバーグ): 1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

バイデン次期米大統領は来週、経済チームを発表する。バイデン氏の政権移行チームは現時点でトランプ政権の官僚から「並外れた協力」を得ていると明らかにした。

  政権移行チームの広報担当者ジェン・サキ氏は25日、機密情報のブリーフィングを円滑に進めるため情報機関がバイデン氏の地元デラウェア州ウィルミントンにそのための安全な部屋を設置する作業に取り組んでいると、記者団との電話会議で語った。バイデン氏は30日から大統領職に関連する毎日のブリーフィングを受け始める。これは米で最も機密な情報の報告だ。

  サキ氏によると、バイデン氏の政権移行チームは50の政府機関・委員会に連絡を取った。うち約30はオンライン会合を通じて行った。同チームの弁護士も閣僚候補の経歴などを調べる作業を開始するため米連邦捜査局(FBI)と司法省当局者と会合を持った。バイデン氏のチームは政権移行作業開始の遅れを理由にこうした調査を急ぐようFBIに求めている。

  一方、バイデン氏は24日、国務長官へのアントニー・ブリンケン氏指名など国家安全保障チームの重要メンバーを発表した。国防長官のポストはまだ埋まっていないが、それは計画的なものだと、サキ氏は説明した。

バイデン外交の骨格が明らかに−次期政権に経験豊富な人材起用へ

  サキ氏は「前日は、国家としてわれわれがどんな立場かを世界に伝える際に外交やわれわれがこれからめくりたいぺージついてメッセージを送る意味もあった」とした上で、「今後数週間は閣僚発表が相次ぐだろう」と語った。

  次期政権の経済チームは、新型コロナウイルス感染再拡大によって再び減速している米経済のてこ入れで重要な役割を果たす。ブルームバーグ・ニュースは23日、経済チームの要となる財務長官にジャネット・イエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長が指名される見通しだと報じた。

  経済関係で他の重要ポストはホワイトハウスの国家経済会議(NEC)委員長や大統領経済諮問委員会(CEA)委員長、行政管理予算局(OMB)局長など。

©2020 Bloomberg L.P.