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AI(人工知能)研究を専門とする日本大学文理学部助教の大澤正彦氏(27)が、同大学が今月設立した次世代社会研究センターの責任者に就任した。大澤氏はソフトバンクグループの孫正義社長が創設した育英財団の一期生。

  「ドラえもんを本気でつくる」の著者としても知られる大澤氏はブルームバーグの電話取材に、企業、公官庁、学者、各分野の専門家、大学生、高校生、マスメディアなど産学官連携で、社会問題を共有し「自然と生まれたプロジェクトにコミュニティーベースで取り組む」と抱負を述べた。

  ソフトバンク、サイバーエージェント、ロート製薬、ベネッセコーポレーション、電気事業連合会や自治体がパートナーとして参画する。大澤氏はAIなどを活用しながら、エネルギーや児童虐待など解決されるべき問題に取り組みたいという。

  孫正義育英財団は2016年12月、高い志と人並外れた「異能」を持つ若者が、才能を開花できる環境を提供し、人材育成の支援を目的に設立された。大澤氏は慶応大学大学院修士課程に在籍当時、「AIでドラえもんをつくる」という研究テーマで同財団の一期生となった。

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