(ブルームバーグ): ほぼ1年ぶりの低成績にもかかわらず、キャシー・ウッド氏というブランドへの需要は揺るがない。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、同氏が率いるアーク・インベストメント・マネジメントの旗艦ファンド、アーク・イノベーションETF(ARKK)には2月26日にこれまでで2番目の多額な資金が流入した。

  4営業日の続落で15%余り下落していた同ETFに4億6400万ドル(約500億円)が流入した事実は、押し目で買いたい投資家の意欲を示している。

  先週は債券利回り上昇を嫌気したトレーダーらが割高な銘柄を売り、ARKKが保有するトップ銘柄の電気自動車メーカー、テスラなどが下落。しかし3月1日には株式相場が上昇、ARKKはほぼ2カ月ぶりの大幅高となった。

  サクソ銀行のステーン・ヤコブセン最高投資責任者(CIO)はリポートで、「株式、特にテクノロジー株の反発はアークイノベーションETFにとってうれしい驚きだった」とした上で、「 テスラ・ビットコイン・アークのリスククラスターは依然、株式のボラティリティーを誘発する可能性がある」と警告した。

  IHSマークイットのデータによると、1日の反発にもかかわらずARKKの空売り比率は過去最大となり、5%に近い。

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