もうすぐ4月。新社会人となる人や職場環境が変わるという人も多い時期です。そこで今回紹介したいのが「決定版 日本の給料&職業図鑑」。

 本書は、さまざまな職業をRPG風のキャラクターにして紹介するポータルサイト「給料BANK」の書籍化シリーズ第6弾。シリーズ最大数の510種の職業を収録しており、「決定版」と名がつくとおり、集大成となる一冊です。各職業の仕事内容や平均給料、どうしたらその職業に就けるのか、キャリアモデルなどを解説しています。創造的で見ていて楽しいイラストの中には、本宮ひろ志や江川達也など有名漫画家によるものもあるので、お見逃しなく。

 さらに、イマドキな職業がラインナップに含まれているのも見どころの一つです。たとえば、ライバー。大道芸をインターネット上で行うようなイメージで、ダンスや歌、トークなどをライブ配信し、それを見た人たちからの投げ銭が収入になるというお仕事です。月の平均収入が120万円と、投げ銭にしては想像以上となる収入は、ファンづくりが肝となります。そして、支援してくれるファンを大事にするという精神も。これって案外、他の多くの職業にも共通することのような気がします。

『決定版 日本の給料&職業図鑑』(宝島社)より

 今後ますますAI(人工知能)に仕事を奪われていくといわれる時代。中には「昔はこんな仕事もあった」と懐かしがられる職業も出てきそうですが、本書はそんな時代性をも反映した令和の職業図鑑ともいえます。就活・転職の参考や子どものためのお仕事ガイドとして手に取ってみてはいかがでしょうか。思わぬ方向に人生が開けるかもしれません。