新潟大学では、新型コロナウイルスの影響で、23日に予定されていた卒業式を中止しました。
そんな中で、特別な思いで卒業を迎える5人の学生のために「小さな卒業式」が開催されました。

新潟大学の五十嵐キャンパスで開かれた特別な卒業式。
教育学部健康スポーツ学科の卒業生5人を送る、小さな、小さな式です。
先生からは学位と卒業論文、そして卒業生それぞれにメッセージのプレゼントが渡されました。
5人が学んだ教育学部の健康スポーツ学科は、少子化や教員志望者数の減少により、今年度の卒業生を最後に廃止となります。
今年、学科最後の卒業生を送るために小さな卒業式を開いたのです。

【新潟大学教育学部 村山敏夫准教授】
「小さな卒業式で、寂しいというよりも、和気あいあいとできたのが良かったと思います。」

【卒業生】
「今回このような小さな小さな卒業式を研究室で開いていただいて、卒業式を区切りにまた次のステップに行けるなと感謝しています」
「私はこの学科で卒業したことと違うことを始める職場に就くが、迷ったら原点に戻って頑張りたい」

5人だからこそできた温かい卒業式は、卒業生の心に残る節目の日になったようです。

卒業式が中止となった新潟大学では、キャンパス内の数か所に卒業を祝う看板が設置されてムードを盛り上げています。
袴やスーツに身を包み記念撮影をする学生の姿が見られました。

【卒業生】
「家族には大学に通わせてくれて、友達には卒業まで支えてくれて、ありがとうと伝えたい」

共に過ごした思い出を胸に、卒業生は次のステージへ旅立っていきます。