京都出張時の「かき氷ア〜ン」デートや、海外出張でのコネクティングルーム泊で批判を浴びた和泉洋人首相補佐官(66)と大坪寛子厚労省大臣官房審議官(52)。その大坪氏が、兼任していた内閣官房健康・医療戦略室次長の役職を4月1日付で解かれた。


大坪寛子氏 ©共同通信社

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コネクティングルームに宿泊で“公私混同”

 大坪氏は、2015年に厚労省から健康・医療戦略室に出向。同室室長を務める和泉氏の寵愛を一身に受けてきたのは周知の通り。

「18年の大坪氏の海外出張はすべて和泉氏に同行。ミャンマー、インド、中国、フィリピンの4回で、いつも五つ星ホテルの コネクティングルーム に宿泊。補佐官室が外務省担当者に『グレードよりも内部接続を重視』などと指示する メール を送っていたことも明らかになり、その公私混同ぶりは国会でも何度も追及されました」(政治部記者)

「週刊文春」2月13日号 では、2人が京都や海外のみならず、銀座の蕎麦屋でワインを飲みながら手を重ねる様子や、丸の内で大坪氏を後ろからハグする和泉氏の姿も目撃してきた。

 昨年には、2人が京都大学iPS細胞研究所を訪ねて山中伸弥教授を恫喝したことも問題視された。

「iPS細胞を備蓄する『ストック事業』の予算を、3人だけの密室でいきなりゼロにすると通告したのです。山中教授が記者会見で『一部の官僚の考え』『相当理不尽だ』と訴えたこともあり、結局は支援継続が決定。大坪氏は国会で、『ゼロにするとは言っていない』などと反論していましたが、今年3月、戦略室から山中教授に『支援が打ち切られる可能性があると思わせたことを深く反省している』と非を認める書面が送られました」(厚労省関係者)

大坪氏の次長解任は“事実上のクビ”?

“最強の官邸官僚”和泉氏の威光を借り、強権を振るってきた大坪氏。軋轢を生んだ相手は、山中教授だけではない。

「国立の日本医療研究開発機構の人事に介入し、理事長の末松誠氏と激しく対立していた。3月末、5年の任期を終えた末松氏に、安倍首相が『和泉が迷惑をかけて申し訳ない』と謝罪したそうです。今回の大坪氏の次長解任は、各方面で失態を重ねた末の事実上のクビでしょう」(同前)

 本人はどう考えているのか。自宅から犬の散歩に出てきた大坪氏に聞いた。