会員制のバーでの目撃談と「1994年会」の存在

 来る東京五輪の金メダル候補である瀬戸。そこには多くの誘惑があったのだろう。

「特に西麻布界隈などではよくその姿が目撃されていました。『G』という会員制のバーによく通っていて、そこのオーナーの紹介で女性と同席することも多かった。お酒も好きなので、かなり派手にシャンパンを飲んでいる姿も目撃されています。その店は他にも陸上競技の代表選手もよく通っていました。

 瀬戸たち1994年度生まれのアスリートは当たり年で、野球の大谷(翔平)君やバドミントンの奥原(希望)さんら世界トップクラスのアスリートが多くいる。そのため『1994年会』という会を作って多くのアスリートとも交流をしていた。そういうところから派手な人脈にも繋がりやすかったこともあるかもしれません」(同前)

 さらに2019年の韓国世界水泳で優勝し、東京五輪代表内定第1号となってからは、これまで以上に多くのスポンサーが付き、金銭的にもかなり恵まれた状況に変わっていったという。

「東京五輪の“顔”となる予定だった池江璃花子選手が白血病にかかり、なかなか本来のような活動ができなくなった。また、コロナ禍もあり他競技含めて選考が遅れ、東京五輪の代表に内定している選手がほとんどいない状況になっていたんです。その結果として、多くの企業が広告への起用に瀬戸選手を第一候補に挙げるようになっていた。一般的に五輪選手のスポンサードは3年契約で1億円程度のことが多い。それに加えて短期間に多くの仕事が舞い込んだこともあり、かなりの報酬になっていたと思います。今回の不倫の際に乗っていた1000万円近い高級車のBMW X6も今年に入って乗り換えたもの。スポンサー経由で割引をお願いして購入したと聞いています」(スポーツ紙記者)

 そこへきての五輪の延期。鬱屈した気持ちと、それに見合わない自由な環境が、アスリートを不貞へと走らせたのだろうか。

金メダル候補の今後は……


「憔悴している」という本人は、今後の試合予定も白紙に戻し、まずはスポンサー界隈へのお詫びに回るという。

「スポーツ各紙には電通系の所属事務所から『扱うとしても小さく』というお願いが入りました。なので騒ぎが大きくなったわりに、紙面ではほとんど報じていません」(同前)

 それでもスポンサーである「味の素」の公式サイトから瀬戸の動画が削除されるなど、騒動の影響は各所に波及し続けている。

 常々、ポジティブシンキングが武器と語っていた瀬戸。

 来る大舞台の金メダル候補は、この逆境を乗り越えられるだろうか。

(「文春オンライン」編集部)