みなさんは愛猫を触っているときに、嫌がられた経験はありますか? なかには、噛まれたり引っかかれたりしてしまったことのある飼い主さんもいるみたいです。
「なんでなんだろう…」と疑問に思っている方もいるかもしれませんが、もしかしたら猫が触られたくない部位を触ってしまっていることが原因かも!
この記事では、猫が触られると嫌がる部位がどこなのかを解説します。

猫が触られると嫌がる部位はどこ?


猫は急所を触られると嫌がります。急所である「内臓が集まったお腹」「足先」「しっぽ」などは、猫にとって敏感な場所なのです。
むやみに触ったり、触ろうとして手を近づけると、猫によっては噛んだり引っかいたりして、やめさせようとすることがあります。

猫の「イヤ!」のサインに気づいてる?


嫌がっているとき、猫はまず体で「イヤ!」のサインを出します。以下のようなサインが見られたら、嫌がっている証拠です!

□しっぽをバンバンと床に打ち付ける
□逃げやすいよう足を踏ん張ったり体に力が入る
□耳をそらして「イカ耳」にする
□瞳孔が開き黒目がちになる

サインが伝わらず限界に達すると、攻撃してくることも!


「○○していたら、突然猫に噛まれた」というケースのほとんどは、じつは突然ではありません。
猫なりに事前に「イヤだ!」と伝えているのに、人が気づけていないことが多いのです。その結果、より直接的に訴えようとして、噛んだり引っかいたりしてしまうことがあります。
猫の「イヤ!」のサインと、猫が苦手な状況を飼い主さんが知っておけば、この場合の「噛む・引っかく」は防げるでしょう。

猫が触られると嫌な部位ランキング


ちなみに、以前ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん1,211名に「愛猫が触ると嫌がる部位」についてアンケート調査を実施していました。
そのトップ5は以下のとおりです↓↓

□第5位:背中(2.7%)
□第4位:肉球(8.7%)
□第3位:しっぽ(25.4%)
□第2位:お腹(28.0%)
□第1位:前足・後ろ足(33.1%)

という結果でした。 やはり、しっぽ・お腹・足先は嫌がるコが多いようですね!

必要不可欠な「お手入れ」をするときのコツ


触ると嫌がる部位はあるけれど、爪切りやブラッシングなどの最低限のお手入れは、猫の健康のためにも不可欠。日常でどうしても触らなければならないシーンが出てくるでしょう。猫に負担をなるべくかけない方法として、下記の点をおさえてください。

①ふだんから工夫して、猫を触られることに慣れさせる

お手入れをするには、足先や口の中など、どうしても猫が嫌がったり、慣れていない部位を触る必要があります。ふだんから隙を見て触ったり、触れたらごほうびを与えるなどして、触られることへの抵抗を軽減してあげるといいでしょう。触り始めるときは、猫が嫌がりにくい顔周りからやってみるのがおすすめです。

②お手入れの最中におやつを与えて猫の気をそらす

猫の「好きな」おやつと「苦手な」お手入れをセットにすれば、猫はおやつに集中して、お手入れされていることに気づきにくいことも! 与えるおやつも粒状のものでなく、低カロリーかつ量で時間を稼げる、ペースト状のものがおすすめです。紙皿などに塗れば、時間がより稼げますよ◎

③猫が眠っている間にお手入れをする

お手入れに気づかなければ、猫もあまり負担に感じません。また、熟睡中は猫が体を動かすことも少ないので、お手入れ自体しやすいでしょう。タイミングを狙うことが大事なので、お手入れグッズは手の届きやすい場所に置いてくださいね。

飼い主さんは、猫が触られると嫌がる部位をしっかり把握し、「イヤだ!」のサインが見られた場合は触るのをやめてあげましょうね!

参考/「ねこのきもち」2018年3月号『猫の“しちゃう”ワケを知って“させない”! 噛む引っかく「0」飼い主宣言』
(監修: 帝京科学大学助教、動物看護師 小野寺温先生)
参照/ねこのきもちWEB MAGAZINE『そこはやめてニャ!「猫が触られると嫌な部位ランキング」、1位はやっぱり…?』
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ