愛猫には長生きしてほしい!成功例から見えてきた猫の「リアルご長寿術」とは

猫が人でいう「還暦」を迎えるのは、およそ11才とされています。今回は、東京都在住Oさん宅で飼われている16才の愛猫を例に、猫のリアルなご長寿術をご紹介。若い猫の飼い主さんでも真似しやすい工夫がいっぱいです。

長生きの秘訣その① 引越しのストレスは最小限に



東京都在住のOさん宅で飼われている愛猫は、御年16才。人間の年齢に置き換えると約80歳にもなるご長寿猫です。Oさんと愛猫たちは、8年前までロシアのモスクワに住んでいました。

その頃からマンションで室内飼いをしていたため、都内のマンションの手狭さは特に気にならないといいます。広さを確保できない分、高さのある猫タワーを設置することを常に心がけてきたのだそう。

Oさん宅にある猫ベッドや猫タワーのほとんどが、モスクワ時代から使われていたもの。猫にとって強いストレスのもととなる引越しの負担を軽減するため、モスクワでの暮らしを日本でもそのまま再現しているのです。

引越しは猫にとって強いストレスの基。解決策がお見事!

猫は本来、自分の慣れ親しんだ環境にいることに安心感を覚える動物。そのため引越しなどにより環境が変わることは、猫にとって大きなストレスとなってしまいます。

今回のOさんのケースでは、愛猫お気に入りのグッズを日本に持ち帰ってきたことによって、引越しのストレスを軽減させることに成功。そのおかげで東京での生活にもすぐに慣れ、16才を迎えた今でも毎日元気に過ごしているのだそうです。

長生きの秘訣その② スキンシップ・トイレ・食事スペースの配慮


猫タワーや猫ベッド以外にも、Oさん宅ではご長寿の愛猫のためにさまざまな工夫が施されていました。

愛猫が落ち着いてしっかりご飯を食べられるようにと、食事スペースはお部屋の隅、安心できる静かな場所に設置しているのだそう。また、フードは愛猫が食べやすいよう粒の小さいものを使用し、高さのある台や食べやすさを考慮した傾斜のある器で与えています。

日々の体調チェックはスキンシップを通じて

毎日愛猫とのスキンシップを欠かさないOさん。2年前に原因不明の吐血が見られた際も、愛猫を触ったときに熱っぽかったことで気付いたといいます。猫は人間のように言葉を話すことができませんので、スキンシップを通じて飼い主さんが異変にいち早く気づいてあげることがとても大切。病気の早期発見、早期治療に直結しますよ。

トイレは囲う&段差を最小限に

愛猫が安心して排せつできるよう、Oさん宅で使用しているトイレには囲いが設置されています。また爪とぎ器を有効活用し段差を小さくすることで、排せつ時の負担を最小限にしているのだとか。

ご長寿猫たちに共通していることまとめ


今回ご紹介したOさん宅の愛猫以外にも、全国各地にはさまざまなご長寿猫がいます。それらの猫たちにはいくつかの共通点がありました。

前提となるのが、飼い主側が猫に対してあまり神経質に怒らず、大らかに接していること。ストレスに弱い猫たちが飼い主さんから怒られることでストレスを受け、免疫力が下がるのを防ぐため寛大に接しているのだそうですよ。ご長寿猫の場合、少しでも様子に異変を感じたら早めに動物病院を受診することも大切。病気の早期発見が長生きにつながるのですね。

そして、ご長寿猫を飼う飼い主さんたちの最大の共通点、それは室内飼いだからこそ環境づくりを大切にしているという声でした。外が見られるようにしたり日向ぼっこをさせたりすることで、猫のニーズを満たすことを意識しているのだそうです。若い猫を飼っている飼い主さんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考/「ねこのきもち」2016年10月号『リアルライフからわかったご長寿術』(監修:聖母坂どうぶつ病院獣医師 鵜飼佳実 先生)
文/子狸ぼん
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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