「愛猫に噛まれる」という経験は、意外と多くの飼い主さんがしています。「優しく接しているのに、なんで?」と飼い主さんは思いますよね。では、そのときの猫の気持ちを探ってみましょう。今回は2つの「猫の言い訳」と対策をご紹介します。

飼い主さんを困らせる愛猫の「噛む」行為


多くの人は、好きな相手に優しく接するもの。だから、大切な愛猫へも、嬉しい・楽しい・飼い主さん大好き! と思ってもらえるように接しますよね。そんなとき愛猫から噛まれると、「痛い」「なんで?」という驚きと同時に、悲しい気持ちになってしまう飼い主さんもいるかもしれません。しかし、愛猫が噛んでしまうのにはちゃんと理由があるのです。

実は、私たちが“愛猫のために”と思ってしている行動のなかには、猫にとって「噛む」理由となるものがあるのです。その理由を知って噛むことを減らせれば、もっといい関係系が築けるかもしれませんね。早速、猫たちの言い訳を聞いていきましょう。

「遊んでいると楽しすぎて…つい…」


猫の言い訳
「飼い主さんは遊んでいるつもりでも、ボクたち猫にとっては“狩り”なんだ。」
「人も、調子がいいと行動がエスカレートするでしょ? ボクたちも、ノッてくると興奮しすぎちゃうことが。そうすると、勢いでカプッと噛んじゃうことがあるかも」

遊びに対して火がつきやすい猫は、クールダウンさせる時間が必要です。行動をみて「野性スイッチが入ったな」と感じたら、いったん遊ぶのをやめてください。落ち着いたら、遊びを再開してもいいでしょう。

「いつまでもなでないで。もう、満足だから!」


猫の言い訳
「『なでて』と近づいていったのはボクだよ。でもね、ボクたち猫は、飽きっぽいところがあって……」
「最初は気持ちよかったけど、長い時間なでられると『しつこい!』『もう、満足だから!』って思っちゃうんだ。」

猫の「もう、やめて!」というサインは、顔のパーツに表れることが多いようです。
・耳が外を向いている
・瞳孔が開いている
・ヒゲが前を向いている

顔以外は
・足に力が入る
・しっぽをブンブン振る

これらのサインがみられたら、その時点でスキンシップを終了させてください。猫に噛まれたとき、機嫌をとるため「〇〇ちゃん♡、どうしたの?」と優しい声をかけたり、フードを与えたりするのは逆効果。もちろん、体罰を与えるのも絶対にやってはいけない行為です。そのときの猫の気持ちを探り、対処しましょう。

参考/「ねこのきもち」2016年3月号『猫の“言い訳”を聞いて、この春こそ攻撃グセから卒業! \ホントはしたくない!/噛む・引っかく猫の10の告白』(監修:武蔵野大学教育学部講師 齋藤慈子先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。