「猫の毛柄と性格には関係がある」――そんなうわさを耳にしたことはありませんか? 「ねこのきもち」読者の愛猫を調査したところ、そのことを裏付けるような結果がわかりました。今回は毛柄が白、または白い毛がまじった猫に注目し、その性格にせまります。

白い猫はマイペース?


「ねこのきもち」では、読者の愛猫781匹を対象にアンケート調査を行いました。その結果、白猫の飼い主さんの30%近くが、愛猫の性格をマイペースだと答えました。すべての毛柄の回答を平均した場合、マイペースだという回答は18.6%にとどまることからも、白=マイペースという傾向があるといえるでしょう。
歴史的に見て、比較的新しく生まれた柄である白は、イエネコの祖先の柄・キジトラなどと比べると野性的ではなく、おっとりとした性格に見られがちのようです。また遺伝的に視力と聴力が弱い場合があるため、反応が鈍い=マイペースと思われやすいのかもしれません。

白い毛がまじると甘えんぼうになる?


記録によると、猫に白い毛まじりの毛柄が確認されたのは中世から。野生時代の猫は草木や岩にまぎれる必要があったため、柄あり、または単色でも暗い色が主流だったのだとか。つまり白は、猫が人と暮らし始めて生まれた、イエネコならではの毛柄だといえます。
ほかの柄に白い毛がまじった毛柄の場合、その柄にまつわる性格がベースになるといわれていますが、今回の調査では、白い毛がまじっていない場合に比べ、甘えんぼうだという回答の割合が多くなっています。自然界をあまり知らないイエネコの特徴が加わって、甘えんぼうが多くなるのかもしれませんね。

飼い猫はやはり甘えんぼう?


ところで、この「ねこのきもち」読者の愛猫全柄781匹を調べた性格別ランキングで、2位の「活発」に大差をつけて断トツの1位になったのは、「甘えんぼう」でした。実に半数以上の飼い主さんがそう答えたのです!
甘えは、絆を強めた相手にこそ見せるもの。調査のためのアンケートの回答者はほかでもない、飼い主さんなのですから、1位になるのも当然ですね。こういった結果からも、飼い猫はやはり甘えんぼうな性格が多いといえそうです。
猫の毛柄と性格には、確かに関連がありそうです。でも、どんな毛柄の猫も、カワイイことにはかわりありませんね。

参考/「ねこのきもち」2017年11月号『読者の愛猫781匹から見えてきた! 毛柄×性格相関データFile』(監修:猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」 国際猫学会ISFM所属 山本宗伸先生)
文/朱音
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。