不妊手術をしていてもムラムラ 学んでおきたい飼い猫の発情期事情

暖かな陽気に誘われて、気持ちが浮き立つ春。猫にとって浮き立つその気持ちの正体、それはいわゆる「恋」=「発情期」です。飼い主さんは「うちの猫は去勢・避妊手術をしているから大丈夫!」とと思うかもしれません。しかし、飼い猫にも発情期のようなものはあります。そのとき猫はどう変わるのか一緒に見ていきましょう!

発情期を迎えると「オス」はこう変わる!



① 外を気にして出たがるようになる
完全室内飼いの猫でも、帰宅した飼い主さんについているニオイや外から聞こえるメスのアピールする鳴き声に反応して、外に出ようとすることがあります。この時期は脱走防止の策を徹底しましょう。

② 室内でもマーキングしてしまうことが
飼い猫もこの時期になると、テリトリーである家の中にオシッコでマーキングしてしまうことが。去勢手術を受けていても外の猫の気配やニオイに反応してスプレーしてしまうことがあります。

③ 外の猫を見てナーバスになりやすい
飼い猫にとって外はテリトリー外。つまり外にいる猫はみんな敵です。発情の時期はとくにその敵に過敏になるので、猫を見つけると唸ることが。このときはむやみに触れようとすると攻撃されるので、そっとしておきましょう。

④ 同居猫や人の体に馬乗りする
オスは去勢手術をして繁殖能力がなくなっても、交尾欲求が高まると性別に関係なく同居猫や飼い主の足などにまたがって陰部をこすり付けることが。猫によっては、時期を問わず行います。

発情期を迎えると「メス」はこう変わる!



① 落ち着きがなくなり、人にすり寄ることが増える
発情期を迎え、落ち着きがなくなったメスは、あちこちに自分のニオイを付けようとします。すり寄るのは物にだけではなく、飼い主さんにも。顔周りやわき腹をスリスリとこすり付けるようになります。

② 食欲が減り、やせる猫も
おもにメスは、異性を求めることが最優先になるので、食欲が減ります。食べる量が減るのでやせることもありますが、性欲が高くなっているからか毛ヅヤはいいことは多いです。睡眠欲も減るので、活動時間が増えることも。

③ しっぽの付け根を叩いてとせがむ
メスのしっぽの付け根は、性的快感を得られる部位。発情すると腰を上げて足踏みをし、オスを受け入れる体制になって、その部位を「叩いて刺激して欲しい」と飼い主さんにおねだりすることがあります。

“恋”のシーズンに飼い主さんがしてあげられることは?


飼い猫は異性との交尾ができず、ストレスがたまりやすいもの。発情に伴う行動での発散も限度があります。猫がソワソワし始めたら、飼い主さんは飼い猫の気を紛らわしストレスを解消するために

・毎日少しずつ遊んであげる
・爪とぎ環境を充実させる
・ふだんは入れない場所を開放する
・外が見やすい場所に行けないようにする

マーキング対策のためには、スプレー先をトイレに誘導する、などの対策をとって、愛猫のストレスを発散させてあげましょう。飼い猫であっても、発情期が訪れると行動に何らかの変化が起きやすくなります。変化にいち早く気付き、この時期特有のムラムラを解消してあげたいですね。

参考/「ねこのきもち」2018年4月号『春は猫もソワソワ、ワクワク猫の恋劇場』(監修:哺乳類学者 今泉忠明先生、獣医師 菊池亜都子先生)
撮影/尾崎たまき、小森正孝
※この記事で使用している画像は2018年4月号「春は猫もソワソワ、ワクワク猫の恋劇場」に掲載されているものです。

文/浪坂 一


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