毎年10月は世界的に乳がんの啓発を強化するピンクリボン月間で、日本でも東京スカイツリーや二条城といった各地を代表する施設では、ピンク色にライトアップするなどして周知を図るキャンペーンが行われています。

もちろんこれは人間を対象にした取り組みですが、実は猫にも乳がんを啓発する日があることをご存知でしょうか。
それが10月22日(ニャンニャン)の「キャットリボンの日」。

もともとは獣医腫瘍学の臨床研究を行なう一般社団法人「日本獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)」が、乳がんで苦しむ猫をゼロにすること目的に「キャットリボン運動」を開始したのが始まりで、2019年(令和元年)に日本記念日協会へ申請を行い正式に認定されています。

同グループによると、病気で亡くなる猫の死因で最も多いのは「悪性腫瘍(がん)」で全体の32%、そして猫の悪性腫瘍の中で最も多いのが「乳がん」であると指摘。また、腫瘍の大きさが2cmを超えると生存期間が大幅に短くなることが判明していることから、日々の暮らしの中で飼い主さんが愛猫の「しこり」を早期に発見することが重要であると注意を促しています。

キャットリボンの公式HPでは猫の乳がんの基礎知識や特徴をはじめ、乳がんが見つかった場合に獣医師が治療判断を行うポイント、代表的な治療例などがまとめられているほか、生存期間を左右する2cm以下の「しこり」を見逃さないように、愛猫とスキンシップをとりながら自宅でできる乳がんチェックの方法を公開し、月に1回程度行うことを推奨しています。

2020年の今年はキャットリボンの日である10月22日に、猫の乳がんに対する知識を深めて、乳腺マッサージのやり方を学べるオンラインイベントが開催されます。