<松戸女児殺害公判>DNA型鑑定を評価 「厳しい基準」専門家証言

 松戸市立六実第二小3年だったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が昨年3月に殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた渋谷恭正被告(47)=同市六実4=の裁判員裁判の第6回公判が12日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれ、DNA型鑑定が専門の京都大の玉木敬二教授(法医学)が、県警科学捜査研究所(科捜研)の鑑定を「厳しい基準」と述べ、鑑定結果を評価した。

 検察側証人として出廷した玉木教授は、日本人約千人のDNA型調査に基づき科捜研の鑑定結果を分析。科捜研が被害者の腹部から検出したとする混合DNA型について、被害者と渋谷被告の混合DNA型である確率は、被害者と第三者のものである確率と比べて「約350京倍」と、科捜研の鑑定の信頼性を裏付ける証言をした。

 被告のキャンピングカーから押収した手錠やフェースマスクについても「被害者のDNA型が含まれている。自信を持って言える」と述べた。

 弁護側は教授の分析について「鑑定が適切に行われていることを前提にしているのか」と質問。教授は肯定した上で「欧米基準と比べ、絶対的に間違いはないという厳しい基準」と、鑑定結果の適正さを強調した。

 また、日本人のDNA型調査を基に分析したことについて「被害者はベトナム人だが、結果に影響はないのか」と疑問を呈したが、教授は「まったく影響はない」とした。

 第7回公判は13日午前10時から、小学校教諭などの証人尋問が行われる予定。

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