<松戸女児殺害公判>理由告げず夜帰宅 元妻ら被告の言動証言

 松戸市立六実第二小3年だったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が昨年3月に殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた渋谷恭正被告(47)=同市六実4=の裁判員裁判の第7回公判が13日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれ、検察側証人として被告と同居していた元妻(35)ら4人が出廷した。元妻はリンさんが行方不明になった当日、被告が理由も告げずに夜まで戻らなかったと証言。他の証人も当日の被告の言動を明らかにした。第8回公判は14日午前10時から、被告人質問を予定する。

 元妻は、リンさんが行方不明になった昨年3月24日の被告について、昼ごろ帰宅すると不在で子どもに尋ねると「話し合いがあると言われた」と答えた。午後10時ぐらいに被告が帰宅し、外出した理由は聞かなかったが釣りの下見に行ったとの話もなかったとした。弁護側は外出理由を釣りの下見のためと主張している。

 翌25日、聞き込みのため警察官が自宅を訪れ、被告が応対。元妻がリンさんが行方不明になったことを尋ねると、被告は「子どもの前でそんな話しないで」と、答えたくない様子だったという。

 元妻は裁判官から「被告をかばいたい気持ちはあるのか」と問われ、「特にない」と回答。渋谷被告は元妻の証人尋問中、これまでの公判と比べて顔や眼鏡を触るしぐさが多くなったが、ほとんど無表情のまま。自身の2人の子どもの話になっても表情に変化はなかった。

 証言台に立った当時の同小校長は、被告に電話でリンさんの行方を尋ねたが「分からない」と言われ、「(朝の見守り活動は)母親の介護のため行けなかった」と説明を受けたと述べた。元妻は被告の実母は既に他界し、義母は中国にいたことを明かした。

 見守り活動団体の男性も出廷し、当日午後の研修会に出席予定だった被告から「ちょっと不幸ができまして」と、電話で欠席を告げられたとした。

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