女子中学生にわいせつ行為をしたとして、千葉県教委は12日、県内の公立中学校の20代の男性教諭を懲戒免職処分にした。男性教諭はこの行為により、児童福祉法違反の疑いで県警に逮捕されたという。県教委は被害生徒の特定を避けるためとして、男性教諭の氏名や勤務先など詳細な説明を避けた。県教委による教職員の懲戒処分(監督責任除く)は本年度17件目。前年度の16件を超えた。

 県教委によると、男性教諭は勤務を通じて知り会った県内の女子中学生に対し、本年度の約5カ月の間に複数回、体を触るなどした。自ら勤務先の男性校長(50代)に対し「わいせつ行為をしたので警察に出頭する。好意を抱いてしまった」などと手紙を通じて申し出たという。監督責任で校長も戒告の懲戒処分。

 本年度の懲戒処分のうち、わいせつ・セクハラ行為は6件目で、前年度の3件の2倍に。県教委は再発防止の不徹底を陳謝した。教職員に対し、児童生徒とSNS(交流サイト)を通じた個人的なやりとりをしたり、自家用車に乗せたりすることでも、懲戒処分対象になることを12日付で通知。わいせつ・セクハラ事案の根絶に向けた取り組み状況を外部有識者が検証する制度も導入するという。