千葉県内公立高校入試の前期選抜が12日、全日制127校と定時制17校で一斉に始まり、3万7253人が重ねた努力の成果を発揮すべく、筆記試験に臨んだ。
 
 千葉市中央区の県立千葉高校では受験生が午前8時前に集まり始めた。持参した参考書を校門前で念入りに読み込む姿も。緊張した面持ち、友人と談笑してリラックス。さまざまな表情で試験会場に向かった。新型コロナウイルスの流行やインフルエンザを警戒してか、マスク姿が目立った。

 学校の休み時間も活用して勉強に励んできた卜部真央さん(15)は「編集者になるという目標をかなえるため合格したい。高校では合唱部に入部したい」と夢を膨らませた。緊張してあまり眠れなかったという山口颯太さん(15)は「模試でできなかったところを強化してきた。精いっぱいやるだけ」と意気込んだ。

 校門前では、進学塾の関係者らが手を握って「いつも通りにやるんだよ。一問を大切に」などとエール。制服姿の受験生がうなずくのを見届けて送り出した。

 12日の5教科の学力検査に続き、13日は各校が指定する作文や面接、自己表現などの検査を実施。12日の全日制受験者は3万6526人で、前期定員に対する受験倍率は1・68倍だった。合格発表は19日で、午前9時に各校で掲示する。

 後期選抜試験は3月2日で、同6日に合格発表。