野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が昨年1月、自宅浴室で死亡した虐待事件で、傷害致死などの罪に問われた父親の勇一郎被告(42)の第11回公判前整理手続きが13日、千葉地裁(前田巌裁判長)で非公開により行われ、事件の核心に迫る被告人質問の日程が3月4〜6日に決まった。

 地裁によると、同手続きで具体的な審理予定が決まり、2月21日の初公判で書証の取り調べ、25日〜3月4日の第2〜7回公判では証人尋問を実施する。4〜6日の第7〜9回公判で被告人質問を行い、9日の第10回公判で検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論を経て結審。判決期日は追って指定される。

 また、地裁は全期日で傍聴券の交付を行うことが決まったと明らかにした。社会的関心が高い事件で、傍聴希望者が一般傍聴席数を上回ることを予想しての対応という。

 起訴状によると、勇一郎被告はおととし12月30日〜昨年1月3日ごろ、自宅で、心愛さんに暴行して胸骨骨折などのけがを負わせ、22〜24日には心愛さんに食事を与えず、シャワーで冷水を浴びせ、飢餓や強いストレス状態にさせて死なせたなどとされる。

 一方、勇一郎被告の暴行を制止しなかったとして、傷害ほう助の罪に問われた心愛さんの母親(33)は、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年の一審判決が確定。勇一郎被告は母親に対する暴行罪でも起訴され、併せて審理される。

 第12回公判前整理手続きは2月19日に行われる。