千葉ロッテは24日、ZOZOマリンスタジアムで練習を行い、1軍選手がフリー打撃やノックで汗を流した。新型コロナウイルス感染拡大で延期された開幕が4月24日を見込むことが前日決まった一方で、公式戦の代わりだった練習試合の中止も決定。開幕に向けた調整プランは大幅な変更を迫られている。井口監督は「調整し直したい」と語り、実戦感覚を失わないよう紅白戦や“ミニキャンプ”を行う考えを明らかにした。

 練習試合はオープン戦終了後からシーズン開幕までの期間に実戦を積む場として、基本的に本来の公式戦と同じ日程で組まれていた。ロッテは24日、同球場で西武と戦うはずだったが、急きょ練習日に当てた。

 これまで行った4試合は主力の調整だけでなく、20日のソフトバンク戦に先発した習志野高出身2年目の古谷ら1軍経験がない若手を試す場だった。今後は予定通り開催される2軍の試合に出場する1軍選手もいるが、練習試合の中止で実戦を積む機会は大きく減った。

 井口監督は「今までを見直す良い機会」と前向きに話し、実戦感覚を養うために紅白戦を予定する。一部の選手には“ミニキャンプ”と称して強度の高い練習を取り組ませるつもりで「振り込みなどで1年間戦う体力をもう一度つくる」とした。

 ただ、今後の感染拡大状況次第では4月24日の開幕目標はさらに遅れる可能性もある。オープン戦や練習試合で開幕1軍へアピールを続けるドラフト5位新人の福田光(法大)は「24日の開幕に気持ちも技術も合わせていきたい」と神妙に語った。