新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、成田空港の3月の旅客数が、前年と比べ約7割減少したことが26日、明らかになった。減少は中国線にとどまらず欧州・太平洋線まで拡大。成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長は「厳しいの一言」とする一方、外務省による全世界の渡航自粛要請など航空不況が懸念される現状を踏まえ、各航空会社の施設使用料の減免や着陸料の支払い猶予などの支援を行う方針を示した。

 NAAによると、3月1〜21日の速報値での発着回数は33・8%減の6828回、航空旅客数(出国者)は72・7%減の26万1700人となった。支援策は、空港内事務室などの使用料の3カ月間の2割減免、着陸料・停留料の3カ月分の支払い猶予などを検討している。