知事、市町村長、国会議員、県議らの2019年1年間の所得や、新たに取得した資産が30日、資産公開法、資産公開条例に基づき一斉に公開された。千葉県の森田健作知事は知事給与や出演料などで2708万円(前年比29万円増)の所得を報告。全国の知事の中で、前年に続いて2位だった。政令市千葉市の熊谷俊人市長の所得は1694万円。千葉県議(公開対象71人)の平均所得は1711万円で、前年比158万円減となった。

 公開されたのは「所得等報告書」「資産等補充報告書」「関連会社等報告書」の3書類。

 森田知事は、水道企業団の役職の一つから外れたことで給与所得が2459万円に微減。一方、原稿出演料などの雑所得は前年から35万円増の250万円だった。報酬を得て役職に就いている法人・団体(今年4月1日時点)は千葉テレビ放送など2団体。

 千葉県議の所得公開対象は、現職94人のうち19年1年間を通じて在職した71人。最高額は斉藤守氏(自民党、船橋市)の6784万円で、斉藤氏は「例年と同じぐらいの額。借入金も多く、返済に充てる」と説明した。

 次いで、小高伸太氏(自民、勝浦市・夷隅郡)の4834万円、山中操氏(自民、千葉市若葉区)の4488万円。木下敬二氏(自民、鴨川市・南房総市・安房郡)が4258万円、川名寛章氏(自民、君津市)が2755万円で続いた。2千万円以上は11人で、前年よりも1人多くなった。

 会派別平均は、今回も自民党(対象43人)が最高の1921万円で、前年比では265万円減。同党からは前年に続いて全体の10位以内に8人が入った。

 田中信行氏(千葉市若葉区)が全体6位の千葉民主の会(8人)は1450万円、高橋浩氏(木更津市)が同9位の立憲民主党(7人)は1436万円。公明党(7人)は1302万円、共産党(2人)が1303万円、千翔会(2人)は1301万円だった。

 報告書の閲覧は、知事分が県庁南庁舎1階の審査情報課総合窓口、県議分は議会棟の議会事務局で、いずれも平日の日中に可能。

森田健作知事
【所得等】
▽給与所得2458万5493円
▽雑所得249万6217円
【関連会社等】=( )内は役職
▽千葉テレビ放送株式会社(相談役)
▽北千葉広域水道企業団(議員)
【資産等補充】
▽なし

熊谷俊人千葉市長
【所得等】
▽給与所得1693万5840円
【関連会社等】
▽なし
【資産等補充】
▽普通預金343万7209円
▽普通貯金9万5805円
▽有価証券40万24円