「ひげをなでる」ともう一杯の合図。

 匝瑳市で1000年以上続く伝統の神事が行われ、地元住民らがことし1年の幸福を願いました。匝瑳市今泉にある稲生神社には、農業の神と呼ばれる「稲倉魂命」が祭られています。

 新年の神事は平安時代から約1000年間に、五穀豊穣や家内安全を願って毎年続けられてきたものでことしも約20人の氏子が集まり、新年を祝ってお互いの盃に酒を注ぎました。

 一杯目を飲み干すと…「ひげをなでる」がもう一杯の合図。口元に手をやり、水滴をぬぐう仕草が、「ひげをなでる」様子に見えることから、この神事は「稲生神社のひげなで三杯」と呼ばれています。
 氏子たちは、盃を交わしながら、ことしの幸福を願っていました。