千葉県は子どもの貧困対策をまとめた次期計画案の策定を進めています。貧困対策の重要な取り組みの1つは早い段階の“気づき”にあるということです。千葉市内では10日、県社会福祉審議会の低所得階層福祉専門分科会が行われ、県が子どもの貧困対策の次期計画案の基本的な考え方を示しました。

 会議ではまず、県が現行の計画に従って学校と外部の支援機関を繋ぐ役割を担うスクールソーシャルワーカーの増員や貧困家庭の子どもの学習支援、経済的支援などこれまで取り組んできた事業を説明。その上で、次期計画案ではこうした取り組みを維持した上で、早い段階で家庭の貧困に気づき、迅速な支援を行う環境整備を行うということです。

 具体的には日ごろから子どもたちに近いスクールソーシャルワーカーが表面的には判断しにくい子どもの貧困をいち早く察知して、外部の支援機関と連携しながら早期の支援につなげる重要な役割を担うということです。
 なお、県は来年度の早い時期に計画を決定したいとしています。