八千代市は13日、来年度開始予定だった市役所本庁舎の建て替え工事を延期し避難所として使う小中学校体育館の改修などを優先させることを明らかにしました。

 八千代市はおととし、老朽化が進み耐震性が不足する旧館、新館の庁舎や上下水道局庁舎などを現在の庁舎と同じ場所に建て替えると発表。来年度から工事を始め、2024年度の開庁を目指していました。

 13日の定例会見で服部友則市長は、去年の台風で、市内3つの小中学校の体育館で雨漏りがあり、避難所としての機能に問題があったとし、「庁舎の建て替えを後ろ倒ししてでも今後の台風を見込み万全な状態で避難所の整備をしなくてはならない」と述べました。それに伴い、新庁舎の工事着工に必要となる委託費を今年度の当初予算案に計上しない決定をしたということです。

 代わりに、3校分の体育館の改修工事や設計予算の費用などあわせて約3500万円を当初予算案に新たに盛り込んでいます。なお、庁舎の建て替え工事は、再来年度以降の事業になる見込みで、2025年を目途に開庁する予定だということです。庁舎は現在、暫定の補強工事が施されているため、耐震性に問題はないとされていて、耐震工事をしていない上下水道局については、計画通り工事を進めるということです。