千葉県による宿泊療養用の病床確保に向けて、船橋市は28日、市内のホテルを借り上げ、新型コロナウイルスの感染者のうち、軽症者・無症状者の受け入れを始めると発表しました。

 船橋市は28日の記者会見で、市医師会の協力のもと、10月末頃までの間、市内の「船橋第一ホテル」を1棟借り上げたと発表しました。30日から最大100室を使い、新型コロナウイルスの軽症者・無症状者を受け入れます。市によりますと、27日までの新型コロナウイルスの市内の感染者数は合わせて110人で、そのうち現在、市内医療機関や自宅で療養している軽症者・無症状者の数は、89人だということです。

 市では、ホテルの受入れにより医療機関の病床を確実に確保するほか、家族感染のリスクを軽減するとしています。ホテルでは看護師や保健師が24時間常駐して健康観察を行い、患者の容体が急変した場合は、病院へ搬送するほか、市の職員9人がローテーションで食事の用意などの生活支援を行います。

 ホテルの借上などの費用は約3億4120万円で、そのうちの2億4500万円は県が負担し、残る9600万円を市が負担するということです。

 また市は28日、国が全国民に一律10万円の現金を配る「特別定額給付金」についても、5月中旬以降に申請書を発送し、6月上旬から支給することを発表しています。