新型コロナウイルスの影響で航空機の減便・運休が続くなか、成田空港会社は29日、5月の空港利用者数が前の年の同じ月と比べて98%減少し、2か月連続で過去最低となったことを明らかにしました。

 成田空港会社によりますと、5月の空港利用者数は前の年の同じ月と比べて98%減少し、約8万9640人となり、2か月連続で過去最低となりました。
 なかでも、国際線旅客数のうち、外国人は1万7732人、日本人は1万1753人と、どちらも前の年の同じ月と比べて99%減り、こちらも2か月連続で過去最低の数値となっています。
 一方、航空機の発着回数は、国際線旅客便は2336回と、前の年の同じ月より85%減り、過去2番目に少ない発着回数となりました。ただ、国際線貨物便は3449回と前の年の同じ月より76%増加し、2か月連続で過去最高となり、貨物需要の高まりが伺える結果となりました。

 旅客数の大幅な減少が続くなか、空港会社の田村明比古社長は、本来は繁忙期となる来月からの夏休みシーズンについて、「国内線は復便の話も徐々に出ている。去年と同程度に戻るのは相当時間がかかると思うが、夏休みに向けてある程度回復していくのでは」と話しています。