東日本大震災で被災した東北地方の子どもたちの思いが、去年の台風で被災した、同世代の市原市の子どもたちに届けられました。

 市原市の小中一貫校、加茂学園に5日、岩手県大槌町の大槌学園の生徒が集めた募金9万5,000円が贈られました。生徒の代わりに募金を届けたのは、大槌町で生まれ育ち現在は市原在住で、市民活動団体の代表の志村淳子さんです。

 志村さんは震災後、県内の有志とともに「大槌町の子どもたちを支える会」を立ち上げ、故郷の被災地に赴き、被災した子どもたちを支援する取り組みを行っていました。
 これが縁となり、去年千葉県内を襲った台風の被害をニュースで見た大槌学園の生徒達が「今度は自分たちが被災地を支援したい」と募金を呼びかけ、「支える会」を通じて目録を届けました。

 志村さんは、震災当時の大槌町の写真を加茂学園の生徒に見せながら「大槌町の子どもたちから預かった思いを、今後の災害の備えにぜひ活用してほしい」と呼びかけました。

生徒はー
「(募金は)とても嬉しいです。災害はとても悲しい出来事ですが、それを通して県をまたいで交流できるのはとても嬉しくて良い経験だと思います」

大槌町の子どもたちを支える会 志村 淳子 代表
「(今日をきっかけに)防災について一人ひとりがどんな風な絵を描くかが大事だと思います」