海岸の浸食が進む九十九里浜について、千葉県は幅40メートルの砂浜を確保するとした計画をまとめ、公表しています。

 九十九里浜は太平洋に面したおよそ60キロメートルに渡る砂浜の海岸で、崖の侵食対策などで砂の供給が減り、1970年代から徐々に侵食が進んでいます。
 県はこれまで侵食が著しい区間で対策を進めてきましたが、その他の区間にも浸食が拡大したため、今回全域を対象にした侵食対策計画をまとめました。

 計画では、九十九里浜全域で幅40メートルの砂浜を確保することを目標としていて、総事業費はおよそ340億円、計画期間は2049年までの30年間です。
 具体的には、人工的に砂を入れて砂浜を作る養浜と、砂の流出を防ぐ施設の整備を組み合わせて実施するもので、養浜には、九十九里浜の漁港周辺に堆積する砂を活用するということです。

 県では対策の効果や影響を検証しながら、必要に応じて計画の見直しも行うとしています。