障害者にアート制作 伝える 支援活動 金美大生5人任命

障害者にアート制作 伝える  支援活動 金美大生5人任命

 金沢美術工芸大と東京芸術大は、絵画や陶芸などに取り組む障害者を支える活動を続けている。四年目の本年度は金沢美大から工芸や油絵を学ぶ五人が参加し、三日に同大で任命式があった。学生は県内外の特別支援学校や障害者施設を訪れ、課題や必要な支援策を探る。
 油画コースの大学院一年、青山望美さん(23)は、知的障害者らが制作に励む金沢アート工房の作品を見た時に「美大生ではつくれないと感じ、作品自体にも、作者のものの見方にも興味がわいた」と参加を決めた。金沢大付属特別支援学校で十月に絵の教室を開く。「子どもたちが集中するきっかけ、心に何が響くかを知れたら」とも話した。
 陶磁コースの学生は金沢市の知的障害者支援施設「希望が丘」を訪れる。三年の山崎愛美(えみ)さん(22)は「好きなように作ってもらうか、売れる作品で自立につなげるか、そのバランスを探りたい」と意気込み、大学院二年の佐藤文さん(24)は「陶芸は手作業。親しみやすく、技術も生かしやすい」と話した。
 活動は文化庁委託の「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」の一つ。当事者や支援者へのアンケートなども行い、年度内に調査結果をまとめる。 (押川恵理子)

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